働く人の創造性を
さらに高めるため、
最先端のAI技術を
究め続けたい

研究技術開発本部
コミュニケーション技術研究所

2003年入社

CHAPTER_01 Smart Work Innovation
という戦略を、
具現化するために

今、富士ゼロックスは「Smart Work Innovation」という新たな価値提供戦略を推進しています。これは、AIおよびIoTを活用したサービスを通じて、オフィスで行われている繰り返し作業を自動化し、一部の人材に偏在していた専門性を共有できる仕組みを提供することで、より創造的な働き方を実現するというものです。この戦略の軸となるのが、長年にわたり研究が進められている独自の人工知能技術「Document AI」。私は現在、このDocument AIを支える要素技術開発と、価値検証に関する研究開発業務に携わっており、お客様のニーズ分析、システムの要件定義、開発という幅広い工程を担当しています。我々研究員の役割は、商品そのものではなく、商品化のベースとなる新たな技術を生み出すことです。共同研究に協力していただけるお客様からご要望を聞き取り、業務に即したプロトタイプシステムを開発する。そしてそれらが実際の業務でどのように利用され、どの程度効果があるか検証するのが、プロジェクトの流れです。

CHAPTER_02 約1年にわたる
共同研究で、
お客様の業務プロセスを
大幅に変革

ある運輸大手のお客様との1年弱にわたる共同研究で、私は富士ゼロックス側のリーダーとして技術開発と価値検証を実施しました。その企業は、カスタマーから集めたアンケートが1日に数百件という膨大な量にのぼり、その分類にかかるマンパワーの削減が経営課題となっていました。そこで私たちが提案したのは、アンケートのカテゴリー分けをDocument AIで自動化する仕組みづくり。AIによって文章の内容を分析して、あらかじめ設定したカテゴリーに仕分けするというシステムです。この仕事で難しかったのは、「AIでできること」とお客様の業務をすり合わせること。AIの効果を最大化するためには、お客様側の業務フローも一部見直す必要があり、合意を形成するのに苦労する場面もありました。しかし、最終的にはお客様の業務プロセスを大きく改善することに成功し、研究成果をお客様の経営陣へ報告することもできました。Document AIの普及に向け貢献できたことに、自信を持つことができました。

CHAPTER_03 海外の先端技術を学び、
世界に通用する技術を作りたい

お客様の業務を改善し、お客様に「あって良かった」と思われる技術を作るためには、進歩し続けるAI技術をキャッチアップするだけではなく、「人間が使うこと」を前提とした開発思想が欠かせません。AIがどれだけ正確な意思決定をしても、最終的にそれを使い、創造性を発揮するのは人間に他ならないからです。そして当社には、こうした先端分野で挑戦する人材を支援する制度もあります。その一つが、私もかつて利用した留学制度。マサチューセッツ工科大学の研究センターに約2年間在籍し、組織におけるコミュニケーション理論や、集合知について深く学ぶことができました。また、当社は「国連グローバル・コンパクト」(国連が掲げたグローバルな目標に企業が貢献する制度)に参画しており、私も2017年に「イノベーションを力に世界共通課題の解決につながる新たなビジネスモデルの創出を目指すプログラム」に参加しました。こうした幅広い経験を活かし、いずれは日本のみならず、海外でも通用する商品や技術を作っていきたいと考えています。

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